ONIJIROU

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インクレディブル!なパパ! 〜コマンドー〜

インクレディブルファミリーを観てきた。

前作のMr.インクレディブルでは己の再起を図るパパと家族の物語だった。ケツがとても子供3人産んだとは思えないイラスティガールが働きに出るので代わりに、小生意気なダッシュ、思春期真っ盛りなインビジブルガール、キュートさと凶暴さが三倍くらいに増した赤ちゃんジャックジャック達の育児と家事に大忙しのMr.インクレディブルの奮闘記だ。

夏休みということもあり、劇場は大満員。笑い声の絶えない素晴らしい映画だった…。

 

しかし、育児に奮闘するイクメンパパと言えば誰かお忘れでは無いだろうか…?

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そう、コマンドーのジョン・メイトリックス大佐(アーノルド・シュワルツェネッガー)である。

 

早くに妻を亡くし、娘のジェニーを男手ひとつで育てている大佐。軍も退役し、平穏な毎日、まさにアメリカンな日常を過ごすメイトリックス親子。

そんな毎日に突如、過去自分が失脚させた国の大統領が元部下のべネットを引き連れ、娘を拉致する!

戦うパパ、メイトリックス大佐の孤独な戦いが今始まる!

 

確かに多勢に無勢、一対大勢の戦いである。しかしそんなこと大佐には関係ない!!

とにかく周囲に莫大な被害を撒き散らしながら、娘を奪還するため爆進する!!

街中の武器ショップにブルドーザーで突っ込む!警備員を殴り倒す!敵の本拠地に乗り込みひたすら建物を爆破しまくる!

とにかく冗談のように人が死ぬ!

劇中の彼氏は、まさに動く核弾頭、全てを破壊する災厄の権化である。

あと異常に敵を煽るのが上手く、ベネットは己のめちゃくちゃ有利な状況と銃を、あの「武器なんて捨ててかかってこい!」の一言でかなぐり捨てナイフ一本肉弾戦にしてしまう!

煽り耐性が無いって怖いなぁ…と考えさせられるシーンである。

 

 

サブキャラである、道中成り行きで巻き込まれたキャビンアテンダントのシンディも大佐と行動を共にしているうちに漢気が発動!街中で警察相手にロケットランチャーをぶちかますまでに至る!!大佐の漢気は厄介なことに感染していくのだ!

 前述したベネットも煽られたと同時に、大佐の漢気に感染し、一対一の勝負になったに違いない!!

 

確かに人を殺しまくり、全てを破壊する某ライダーよりも破壊の限りを尽くすメイトリックス大佐。

だが、パパとしてここまで心強い存在は他にいないだろう!

 たとえ実家に傭兵部隊が襲撃してきたとしてもニオイで存在を即感知!!!家族の為に命を張れ、なおかつ爆破もできる、そんなSECOMいらずの父親が現代に求められているのではないだろうか?

 

…ないな!!!