悪いやつにはお仕置き(殺す)だぞ☆ 〜イコライザー2〜
世の中、色々とやりきれないことがある…。
それが自分が原因で起こることなら、まだ納得ができるかもしれない、しかしどうだ!?
理不尽な客、理不尽な上司、理不尽な会社、謂れなき圧力、偏見、差別……世の中嫌なことばっかだなぁ!!!クソが!!!と怒鳴り散らしたくなることが多々あるだろう…。
そんな、理不尽の権化と戦う者をヒーローと、現実では無理がある個人で立ち向かうことに、真っ向から激突していくものを ヒーローと呼ぶのなら…彼は間違いなくヒーローだ!!!!
例えそれが公に褒められたものでない(主に相手を殺すか再起不能まで痛めつける)としても!!!
そのヒーローの名は!!
現代社会の仕事人こと、ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)!!!!!
彼にかかれば、日常的な道具は非日常な殺人道具に早変わり☆お金持ちのステイタスのブラックカードも額を切り裂くチタン製ナイフに早変わりするぞ☆
〜あらすじ〜
前作でホームセンターの店員をやっていたマッコール先生も「流石にやりすぎた…職場で」と思ったのか思わなかったのか分からないが、気のいいタクシードライバーへと転職していた!
タクシードライバーに職を変えても人の良さは健在で、送迎の道中、悩める老人の昔話を聞いたり、受験の合格の報告を聞いて微笑んだり、住んでるアパートの住人と交流を深めたりしていた。
その一方で、パリピのボンボンをブラックカードでズタボロにしたり、誘拐された行きつけの本屋の娘をトルコから救い出すという並みの映画なら一本撮れる内容をやってのけたり、悪人をやり過ぎなくらいに処刑する必殺仕事人な「イコライザー」としての姿も健在であった!
また、イコライザー稼業と並行して、道を踏み外し、ギャング入り寸前の青年に銃片手で教育的指導(物理)を叩き込むなど、忙しいながらも、充実した毎日をマッコール先生は過ごしていた!
そんな折、CIA時代の元上司かつ素晴らしき友人のスーザンが暗殺されてしまう!
一発でプロの犯行と見抜いたマッコール先生、犯人もCIA時代の元同僚のイコライザー、デイブであることも見抜き、早速家庭訪問&宣戦布告!!
「お前たちは必ず殺す」との本人に直に殺害予告も果たし、マッコールさんの超効率的かつ残虐処刑が、今始まるー!
前作ではホームセンターの工具で敵をさらっと撲殺したり、ネイルガンで狙撃など悪党に死を伴う教育的指導をしていたマッコール先生!
今回も悪党相手に、ナイフで的確な滅多刺し、ピタゴラスイッチで起動する銛で串刺し、見ず知らずの他人の家ごと粉塵爆発で爆殺するなど丁寧な仕事に余念がない!
この世紀のお仕置き劇場を見逃すわけにはいかんですよ!!!
ロック様突撃!隣のビルタワー!! 〜スカイスクレイパー〜
どうしようもねえ状況…突如降りかかる災難、無理難題、不幸、知るかボケ!とでもいいたくなるような惨状…。現代社会でもよく見られる光景である。…手の施しようがないですよ、我々一般人には!!
しかし、 ロック様ならどうなんだ?そんな疑問にお答え出来る一本が出来上がりました!
その名もスカイスクレイパー!!
〜あらすじ〜
ロック様は過去に不幸な事故に巻き込まれ、片足は失ったものの安全コンサルタントととして小さな会社を作り、幸せな家庭を築いていた!
そこに世界最大の超高層ビル「ザ・パール」の安全管理の仕事が舞い込む!歓迎の意味も含めオープン前の居住スペースに招待されるロック様一家。「このビルは安全で、最高の建物です!」と太鼓判を押し、その場を後にした直後!
ビルがテロリストに占拠され、炎に包まれる!マジか!!家族もまだ居住スペースにいるままだぞ!!
…絶体絶命のピンチだが、そこは人間重戦車のロック様、ビルに突撃を開始する!しかし相手は世界最大の超高層ビル!火事の影響で入口は閉まり、入る場所が無い…どうしたもんかと思えばまだビルが建設途中のせいか超巨大クレーンがあるじゃない!これまた鍵が掛かっているのでそのままクレーンをよじ登り始め、ビルに突入を敢行するロック様!
かくして、ロック様は家族を救うことができるのか?
今回のロック様は白い無精ヒゲも生やしているせいかナイスなミドル感がものすごく出ているて、心なしかダンディ成分がいつもより20%増量している。しかも常にハァハァ言っているせいか普段の無敵っぷりがあまり無いようにも思える…やってることもガタイも相変わらず人間離れしているが!!
力技、ガタイを使うだけでなく、義足、粘着テープまでも駆使して、パズルのようにビルを攻略していくロック様はなかなかに新感覚である。
今年ゴリラとお友達になったせいか木登りまで上手になったロック様!
今後どんな風に人間から足を踏み外していくのか全くもって目が離せない。
MEG ザ・モンスター〜襲い来るメガロドン!迎え撃つステイサム!世紀の決戦が今ここに!〜
ジェイソン・ステイサム…アクション映画界でスタイリッシュに大暴れしてきた英国人のハゲ!
同じハゲでも筋肉お化けのロック様ことドウェイン・ジョンソンと違い、引き締まった肉体を持ち、小粋なブリティッシュジョークを飛ばしながら人をしばく!!
そんなステイサムがとうとう血風吹き荒ぶサメ映画界に殴りこんだ!!!相手はとっくの昔に滅んだはずの超巨大サメ、メガロドン!!
↑全長23メートルというふざけた大きさを持つサメ、メガロドン
ステイサムが銃を持たず、銛を持ち、水中を華麗に泳ぎ回る姿は実にカッコいい!
海の中という人間が圧倒的に不利なはずの世界で我が意を得たりと動きまくるステイサム!
たとえサメに食われたとて、腹掻っ捌いて這い出てきそうな強メンタル!!
見ていて色々な意味でドキドキが止まらなかった!
メガロドンのメグさんもなかなかの恐怖を醸し出しながら人を丸呑みで食いまくる!
が、罠に割と素直にかかってしまうあたり人、もといサメがいい!
相手は人間凶器だぞ!大丈夫か!?と劇場では心配になった!!俺が!
今までの出演作では、歩く災害級に暴れてきたステイサム、人間相手ではなく超巨大サメでもは関係なくしばき倒せるのか?
そしてメガロドンのメグさんはステイサム相手に生き残ることができるのか?
この見逃せない世紀の激突の結末は自身の目で確かめて欲しい!!
巨大化といえば、今年の5月にロック様が巨大なゴリラとともに巨大ワニと殴り合う映画(http://daimonjionijirou.hatenablog.com/entry/2018/05/29/001010)が公開されたばかりだというのに実に景気のいい話だ!(ロック様は過去「センターオブジアース2」でデカイトカゲに襲われてたこともある。ホントに巨大化に縁があることで!!!)
過去ステイサムは出演作で巨大化したことがあるので、いっそこのままロック様とステイサム2人とも巨大化して次のワイルドスピードで暴れてくんねぇかな…
お願いします!!マジで!!!
インクレディブル!なパパ! 〜コマンドー〜
インクレディブルファミリーを観てきた。
前作のMr.インクレディブルでは己の再起を図るパパと家族の物語だった。ケツがとても子供3人産んだとは思えないイラスティガールが働きに出るので代わりに、小生意気なダッシュ、思春期真っ盛りなインビジブルガール、キュートさと凶暴さが三倍くらいに増した赤ちゃんジャックジャック達の育児と家事に大忙しのMr.インクレディブルの奮闘記だ。
夏休みということもあり、劇場は大満員。笑い声の絶えない素晴らしい映画だった…。
しかし、育児に奮闘するイクメンパパと言えば誰かお忘れでは無いだろうか…?
そう、コマンドーのジョン・メイトリックス大佐(アーノルド・シュワルツェネッガー)である。
早くに妻を亡くし、娘のジェニーを男手ひとつで育てている大佐。軍も退役し、平穏な毎日、まさにアメリカンな日常を過ごすメイトリックス親子。
そんな毎日に突如、過去自分が失脚させた国の大統領が元部下のべネットを引き連れ、娘を拉致する!
戦うパパ、メイトリックス大佐の孤独な戦いが今始まる!
確かに多勢に無勢、一対大勢の戦いである。しかしそんなこと大佐には関係ない!!
とにかく周囲に莫大な被害を撒き散らしながら、娘を奪還するため爆進する!!
街中の武器ショップにブルドーザーで突っ込む!警備員を殴り倒す!敵の本拠地に乗り込みひたすら建物を爆破しまくる!
とにかく冗談のように人が死ぬ!
劇中の彼氏は、まさに動く核弾頭、全てを破壊する災厄の権化である。
あと異常に敵を煽るのが上手く、ベネットは己のめちゃくちゃ有利な状況と銃を、あの「武器なんて捨ててかかってこい!」の一言でかなぐり捨てナイフ一本肉弾戦にしてしまう!
煽り耐性が無いって怖いなぁ…と考えさせられるシーンである。
サブキャラである、道中成り行きで巻き込まれたキャビンアテンダントのシンディも大佐と行動を共にしているうちに漢気が発動!街中で警察相手にロケットランチャーをぶちかますまでに至る!!大佐の漢気は厄介なことに感染していくのだ!
前述したベネットも煽られたと同時に、大佐の漢気に感染し、一対一の勝負になったに違いない!!
確かに人を殺しまくり、全てを破壊する某ライダーよりも破壊の限りを尽くすメイトリックス大佐。
だが、パパとしてここまで心強い存在は他にいないだろう!
たとえ実家に傭兵部隊が襲撃してきたとしてもニオイで存在を即感知!!!家族の為に命を張れ、なおかつ爆破もできる、そんなSECOMいらずの父親が現代に求められているのではないだろうか?
…ないな!!!
キリング・ガンサー〜World is Schwarzenegger〜
平成最期の夏!
この酷すぎる厳暑に打ち勝つべく、日本ではこの作品が公開された…!
アーノルド・シュワルツェネッガー主演、キリング・ガンサーだ!!!!
熱すぎる、濃すぎる、色んな意味でムンムンなシュワちゃんを見て、この暑さを乗り切ろうという、こう、暑い時はあえて熱い食べ物を食べよう、あえて今おでん食おう、みたいな…そんな画期的な考えですよ!!!
〜主なあらすじ〜
どこか抜けた殺し屋達が徒党を組んで、業界最強の殺し屋、ガンサー(シュワちゃん)を業界トップになる為、どうにかこうにかして殺そうとする!しかし全てガンサーにはお見通し!!
殺し屋集団のリーダーの変装をして仲間を殺す!
ガンサー殺害成功(本当は未遂)のパーティー後に殺す!!
殺しの恩師の葬式中に棺桶を爆破!!!
とにかく殺し屋集団をおちょくりまくる!!
そして次々と死んでいく仲間たち!!
全てはシュワの手の平の上!!!!!
最初こそあまり、というか全くシュワは出ない。しかし、後半に襲撃しに来た殺し屋達に、悠然とカプチーノを振舞いながら登場!!!!
そこからはもう怒涛のシュワちゃん劇場、全てがシュワになる衝撃の展開を見せてくれる!
シュワちゃんがリーダーの殺し屋に精神的・肉体的に強烈なマウントパンチを食らわしながらの
「お前らの世代はすぐ、手っ取り早く1番になりたがる!!俺は50年鍛え続けた!だから俺がNo.1なんだ!!!」のセリフ!!!!!
これには圧倒的な年季の違い、凄みを強制的に味わされることになる!!マウントパンチ中のシュワちゃんがマジでどうしようもないほど怖いのがポイントが高い!!!
他にもキャミソールを着たシュワ、はしゃぐシュワ、歌うシュワなど様々なシュワを見ることが出来る本作!
シュワの革ジャン姿やアロハ姿、色付き丸グラサンなど明日から真似したくなるシュワファッションの数々!!!
正にWorld is Schwarzenegger!!!
これを見れば明日から隣の人も、駅で良く見かけるあの人も実はシュワなのかもしれない…という妄想に取り憑かれることになる!!たぶん!!!!
OK! Let’s do it!! デッドフォール
OK! Let’s do it!
このやる気に満ち溢れた声からスタートする作品!そう!それは!!!
デッドフォール(1989)だ!!!
〜主なあらすじ〜
ロス市警のタンゴ(シルヴェスター・スターローン)とキャッシュ(カート・ラッセル)は、検挙数を競い合うライバル同士!そんな2人は当然のように悪党に煙たがられていた!!
そこで悪党は2人を罠にハメ、刑務所にぶち込む!しかし2人は当然のように脱獄!!!
ここから2人の猛反撃が始まる!!
以上が主なあらすじである。
このデッドフォールの何がいいって俺にとっての好きが過剰摂取(オーバードース)できちまうところだ!!!
いつもの、主に上半身裸でマシンガンをぶっ放しているわけではない、デッドフォールのスターローン!スーツに身を包み知的な雰囲気を醸し出している!かもしれない!
が!中盤彼氏が敵の頭に手榴弾をくくりつけ作戦名を「ヒロシマ」としていることからいつもの偏差値であることが分かる!安心、安定のスターローンじゃい!!!
カート・ラッセルは、ブーツに拳銃を仕込んでいるイカした刑事だ!!
おまけに自分を殺そうとした中国マフィアを椅子を使って拷問!!コンプライアンスをガン無視した取り調べを行う!!!!
本作は性格的にソリが合わない2人がひょんなことからバディを組むことになる…という筋なのだが、凸凹コンビは凸凹コンビでもジグソーパズルのようにガッチリはまり込んだスーパー凸凹コンビ!!破壊力は倍増!2人がRV車に乗るだけで人が紙切れの如く散っていく!!!
即実力行使に出るところは全く性格が正反対の2人じゃないぞ!ホントに!
他にもネズミが大好きで、何故か何十個もあるテレビで凝った映像を出すのが趣味の黒幕、イかれた武器ばっかり作っている科学者などなどマジたまらん作品ですよ!!
バーフバリ最高!!バーフバリィィ!
インド映画のバーフバリがスマッシュヒットを飛ばしまくっている。
インド産のファイナルファンタジーのようなインド神話をベースにしたハイパー壮大すぎる世界観、ロマンしか詰め込まれてない戦闘、そしてダンス、見ていて衝撃波が頭に流れ込む。編集版が公開された後に熱い要望で、ダンスが搭載されたオリジナル完全版が公開されたことも頷ける。
そんなスーパーインド映画のバーフバリであるが、やはり本作の肝は、主人公のバーフバリであろう!バーフバリは親子二代(バーフバリと息子のシブドゥ)の物語であるが、父も子も、溢れ出るカリスマ性は全国民を魅了!!老若男女関係なくアイドルを応援する女の子にされてしまう!
なにより特筆すべきは輝く肉体美と、搾りたての果汁のような眩しい笑顔だ!好きな女に近づく時、彼ら(演者は一緒である)はどことなくスケベだが、さわやかスケベな眩しい笑顔になる。
特にすごいのが息子シブドゥで、とんでもなく大きい滝を女に会いたい一心で登り切る!想いを寄せる女戦士アヴァンティカにはステルスでタトゥーを入れる。さらにはヘビをけしかけ、ステルスでタトゥーを入れる。殺す気でかかってくるアヴァンティカの服をあれよあれよと脱がし、メイクアップさせてしまう!それの何がすごいって相手がみるみるうちに惚れてくとこですよあんた!
カリスマ性のあるシブドゥの笑顔の魔力は凄まじく、バーフバリの名を忘れていた国民に、バーフバリを一瞬で思い出させ、止まぬバーフバリコールを発動させる!
父のバーフバリも負けてはいない!愛する女の為に国を敵に回す漢気!さらには妻が、「セクハラしてたから」との理由で指を切り落としたボンクラの頭を法廷で切り落とすオーバーキル!!この親父にしてこの子あり!
ロマン溢れる戦闘に関してはもう感じろ!としか言えない。蛮族に獅子の頭の武器で殴りかかる、盾を持った兵士で寄り合い、弾丸のように椰子の木から射出され奇襲をかける、幽閉されていた母の鎖で仇敵である父の兄ヴァラーラデーヴァをボッコボコにする鎖ファイトスタイルなどと見逃せない!
ヴァラーラデーヴァは高身長かつイケメンなのだが、なんとも笑顔が邪悪すぎるとってもステキなお方である。趣味は暴れ野牛との取っ組み合い、弱者をいたぶることとまさに悪役!最終的に燃やされちゃうのもなんか納得できてしまうお方だ!
凄まじき魅力溢れるバーフバリ、あなたもそのカリスマ性に溺れて、マヒシュマティ王国の国民になって見てはいかがだろうか?